研究課題/領域番号 |
26770001
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
朝倉 友海 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (30572226)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 京都学派 / 新儒家 / 形而上学 / 存在論 / 意味論 / 哲学 / 東アジア思想 / 国際情報交換 / 台湾:中国:アメリカ:カナダ:フランス |
研究成果の概要 |
本研究の推進により、西田幾多郎以来の場所的論理と牟宗三による円教の理論とに共通する理論的枠組みは、形而上学の「存在-場所-論的」構成として規定されるとともに、両者による「意味」をめぐる考察を基点として理解されるということが示された。意味・出来事・事実の関係を追究することから場所的論理と円教の理論が生み出されており、従来「無の存在論」と呼ばれてきたものもまたこのような理論的基盤の上に展開されている。こうした観点によって、東アジア地域で生まれた京都学派と新儒家という二つの現代哲学が総合的に把握されるのである。
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