研究課題/領域番号 |
26770003
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 秀明大学 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
松浦 和也 秀明大学, 学校教師学部, 講師 (30633466)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | アリストテレス / 哲学 / 科学史 / 自然哲学 / 思想受容 / ソクラテス以前 / 思想史 / 方法論 / パイノメナ |
研究成果の概要 |
本研究は、ソクラテス以前の自然哲学をアリストテレスらペリパトス派が受容した際の傾向性を、『生成消滅論』をはじめとしたテキストに現れるアナクサゴラスやエンペドクレスらの言及を手掛かりにして明らかにするものである。本研究の結果明らかになったことは、第一にアリストテレスは先行見解も観察事実も同じ「パイノメナ」の語によって支持するものの両者の扱いには差異があること、第二に残念なことにペリパトス派は先行する自然哲学的諸見解を整合的に解釈しようとする傾向は薄いということである。
|