研究課題/領域番号 |
26770010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
寺本 剛 中央大学, 理工学部, 准教授 (00707309)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 放射性廃棄物 / 世代間倫理 / リスク / 世代間公正 / 技術選択 / 被ばく労働 |
研究成果の概要 |
本研究は、科学技術の長期的なリスクが未来世代に残されるという現実を受けて、未来世代に長期的なリスクを受け渡す際に求められる世代間倫理の原理を獲得することを目的とした。この研究によって、第一に、技術選択の観点から現在世代の道義的責任を明らかにするとともに、理想的な技術選択のあり方について考察した。第二に、長期的リスクのよりよい分配方法を探求するために、高レベル放射性廃棄物問題を具体的な事例として取り上げ、世代間倫理の観点から検討した。第三に、以上の研究の成果を踏まえて、長期的リスクを世代間で分配するための世代間倫理の理論構築を行った。
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