研究課題/領域番号 |
26770014
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 岡山大学 (2016-2017) 立正大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
植村 玄輝 岡山大学, 社会文化科学研究科, 講師 (40727864)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 現象学 / 心の哲学 / 形而上学 / 知覚 / 意志 / 行為 / フッサール / ミュンヘン・ゲッチンゲン学派 / 意志的経験 / 実在論 / 感情 / プフェンダー / ヴァルター / 知覚経験 / 志向的対象 / 意志経験 / 動機づけ / 知覚の恒常性 / 感覚経験 / 非デカルト的実体二元論 |
研究成果の概要 |
本研究は、現代哲学における非デカルト的実体二元論の基礎について、現象学の立場からの貢献を目的としたものである。より具体的には、私たちの知覚的経験と意志的経験・行為の経験の現象学的分析に着目することで、「私たちは私たちの身体とはなんらかの意味で異なる〈人〉である」という非デカルト的実体二元論の中心的主張をより明確化するための予備作業を行なった。
本研究の成果は(1)20世紀初頭に活躍した古典的な現象学者たちが私たちの知覚的経験や意志的経験・行為の経験に関して残した分析をいまなお参照に値するものとして再構成し、(2)それを現代の研究にどのように生かすのかについて概略を示した点に集約される。
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