研究課題/領域番号 |
26770018
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤木 篤 久留米工業高等専門学校, 一般科目(文科系), 准教授 (80609248)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 工学倫理 / 技術者倫理 / 予防倫理 / 志向倫理 / 環境倫理学 / 環境配慮義務 / 保全医学 / 環境衛生倫理 / 公衆衛生 / 環境保全 / 内在的価値 / 道具的価値 / 根絶 / 不妊虫放飼 / 遺伝子ドライブ / 相反 / 専門職倫理 / 公衆優先原則 / 倫理綱領 / 工学系学協会 / 教科書 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、工学倫理において技術者の配慮対象となる「環境」が指す範囲を明確化することによって、専門家としての技術者が環境問題において果たすべき役割と責任を明らかにすることにあった。研究の結果、次の二点が明らかになった。第一に、工学倫理の分野において、技術者の配慮対象とされている「環境」は、限定されたかたちで捉えられているということである。第二に、環境配慮義務をどの程度重視するかは、他の価値規範との関係性や現実の状況に応じて相対的に変化するということである。今後、工学倫理は「環境」概念をより広い視点で捉えた上で、技術者の環境配慮義務について再検討を行う必要がある。
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