研究課題/領域番号 |
26770021
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 愛知学院大学 (2015-2016) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
石田 尚敬 愛知学院大学, 文学部, 講師 (80712570)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 仏教論理学 / インド仏教 / モークシャーカラグプタ / ダルマキールティ / タルカバーシャー / ニヤーヤビンドゥ / サンスクリット / 古典チベット語 / チベット論理学 / 論理の言葉 |
研究成果の概要 |
本研究では、インド仏教最後期の論理学者モークシャーカラグプタ(12世紀頃)の著作『タルカバーシャー』(論理の言葉)について、インド各地に所蔵されるサンスクリット語写本を蒐集し、本書のチベット語訳も参照しつつ、原典テキストの批判校訂版を作成した。同時に、同書が大きく依存する、仏教論理学の大成者ダルマキールティ(7世紀頃)の著作『ニヤーヤビンドゥ』(論理の滴)についても、ダルモーッタラ(8世紀頃)の注釈書とともに調査し、上記『タルカバーシャー』との並行文を収集した。これらの成果を合わせて、インド仏教思想のひとつの到達点を窺うことのできる、仏教論理学の定義的用例を網羅した述語集を作成した。
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