研究課題/領域番号 |
26770037
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
柴田 真希都 国際基督教大学, 付属研究所, 元・特別研究員PD (70722916)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 共和主義 / 明治期 / キリスト教 / 共同体 / 内村鑑三 / 南原繁 / ニーバー / 福沢諭吉 / 新島襄 / クロムウェル / モリス / ソロー / 共同体主義 / 共通善 / 平民主義 / 預言者 / 近代日本 / 政治と宗教 / 英米思想 / 中江兆民 / 木下尚江 / ジョン・ロック / アングロ・サクソン / ロバート・N・ベラー |
研究成果の概要 |
本研究は、明治期の日本において「共和主義(republicanism)」やそれに類する語を積極的な概念として用いた事例を調査し、その表象がもった社会共同体構想の歴史的意義や可能性を考察したものである。その特徴は、「共和主義」周辺の概念が、明治日本でどのように理解されたのか、その意味範囲を実証的に確かめるという方法にあり、近代日本における「共和主義」の受容史の一部を跡づけたことにある。具体的には、中江兆民、内村鑑三、木下尚江などといった面々を中心に、当時の国家体制と法律の範囲内で用いられた「共和主義」をめぐる議論を整理し、その用法の背後に控える思想史的ルーツとの関連を考証した。
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