研究課題/領域番号 |
26770056
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 |
研究代表者 |
三田 覚之 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 研究員 (00710493)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 法隆寺献納宝物 / 正倉院宝物 / 染織 / 美術史 / 文化財保存 / 染織品 / 法隆寺裂 / 正倉院裂 / 上代染織 / 飛鳥美術 / 奈良美術 / 上代裂 |
研究成果の概要 |
法隆寺献納宝物の染織品には、いまだ約千点の未整理品が存在している。本研究においてはこれらを含めた全作品に対し調査と分類を行った。これにより作品の全体像が把握できたことで、今後行われる修理作業をより高い精度で行うことが可能となった。また未整理品を整理していくなかで、飛鳥時代に遡る木簡を8点発見することができた。これは伝世作品としては国内最古のものであり、法隆寺に伝来したことも明らかであることから、史料的価値が極めて高いものであった。このため、この木簡については奈良文化財研究所と共同で調査を行い、その成果については報道発表するとともに、論文を刊行した。
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