研究課題/領域番号 |
26770084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
一戸 渉 慶應義塾大学, 斯道文庫(三田), 准教授 (20597736)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 和学・国学・古学 / 日本近世学芸史 / 好古 / 有職故実 / 非蔵人 / 橋本経亮 / 藤貞幹 / 入木道 / 和学・国学 / 近世文学 / 近世学芸史 / 日本近世文学 / 書誌学 / 和学 / 国学 |
研究成果の概要 |
橋本経亮(1759~1805)は、非蔵人として朝廷に仕える傍ら京の梅宮社正禰宜を務め、一方で有職故実に秀でた和学者として世に知られた、近世中後期の京都を代表する知識人のひとりである。慶應義塾図書館所蔵『香果遺珍』は彼が書写・蒐集した、約1,200点にも及ぶ旧蔵資料群である。本研究では、これまで未整理であったために研究者の利用が困難であった『香果遺珍』の悉皆調査を行い、それとともに経亮とその周辺による学問・文芸上の活動を総合的に検証することを通じて、近世人が〈和学〉という形で自国の文物へと向けていた関心の多様なありようを、近世という時代に即して実証的に把握することを試みた。
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