研究課題/領域番号 |
26770087
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 國學院大學 (2015-2017) 白百合女子大学 (2014) |
研究代表者 |
大津 直子 國學院大學, 教育開発推進機構, 助教 (40551031)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 源氏物語 / 現代語訳 / 翻訳 / 草稿 / 校本 / 山田孝雄 / 玉上琢彌 / 谷崎源氏 / 谷崎潤一郎 / 「蛍」巻 / 研究領域の横断 |
研究成果の概要 |
谷崎潤一郎訳『源氏物語』、通称谷崎源氏は、「作家の手による翻訳」という享受の有り方を確立したと言って良いだろう。谷崎源氏と呼ばれるものはこの世に三つ存在している。訳文が最も大きく変容したのは、昭和14年から16年にかけて刊行された第一の訳、通称〈旧訳〉と、昭和26年から昭和29年にかけて刊行された第二の訳、通称〈新訳〉との間である。 本研究は、現存されているとされる唯一の草稿、國學院大學蔵の『新訳草稿』の校本を作成することを通して、谷崎が生涯をかけて行った現代語訳の意義について考究した。四年間で谷崎源氏研究会を立ち上げ、シンポジウムと研究会を開催、「蛍」巻校本を作成、公開した。
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