研究課題/領域番号 |
26770098
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
島貫 香代子 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (30724893)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ウィリアム・フォークナー / William Faulkner / アメリカ文学 / American Literature |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、系譜/系譜学がウィリアム・フォークナー作品の登場人物のアイデンティティ形成に与えた影響を考察することにある。研究計画に基づいて『アブサロム、アブサロム!』以降のクエンティンからアイクへの語り手の変更や『行け、モーセ』におけるサム・ファーザーズとアイクの存在意義を考察した。2年間の研究期間ではフォークナー作品の「系譜」について総括することはできなかったが、『行け、モーセ』が「コンプソン付録」に与えた影響を検討するなど、フォークナー作品の間テクスト性を再確認することができた。
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