研究課題/領域番号 |
26770138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
宗像 孝 横浜国立大学, 環境情報研究科(研究院), 非常勤研究員 (70637941)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 生成文法 / 統語論 / モダリティ表現 / 補文構造 / modal base / CP領域・機能範疇 / モダリティとモーダル基盤 / 理論言語学 (生成文法) / 比較研究 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本語で主動詞が従属節内に、主動詞の意味に応じ、特定のモダリティ表現を要求する統語現象に焦点を当て、研究を進めた。特に、モダリティ表現の解釈を決定するモーダル基盤を活用し、この種の主動詞が疑問詞節を導入する「か」や名詞節を導入する「の」と共起しないことに注目した。その上で、モーダル基盤とForceに密接な関係があるという先行研究(Portner 2009)に着目し、Forceと主動詞の関係が阻害されるので、上記の統語現象が導かれることを示した。CP領域の機能範疇であるForceがモダリティ表現の解釈に役割を果たしていることを示し、統語構造がモダリティ表現の解釈に関係することを示した。
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