研究課題/領域番号 |
26770140
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
澤田 治 三重大学, 人文学部, 准教授 (40598083)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | discourse structure / conventional implicature / context shift / scalarity / comparison / intensifier / expressives / degree / goal shift / comparision / scalar modifiers / dimensionality / perspective / スケール / 比較 / 非真理条件的意味 / 談話構造 / 否定 / 慣習的推意 / 視点 / 投射 / negative-sensitive items / counter-expectation / projective content / context-shifting / discourse expressions / non-at-issue meaning / dynamic semantics / measurement / multidimensionality / goal |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、非真理条件的スケール表現の談話構造とコンテクスト変換機能について考察した。「それより」、「とても」、「よっぽど」や驚きを表す指示詞「あの」などの様々な非真理条件(語用論)なスケール的意味に焦点を当て、(i) スケール性や比較の概念は、意味論レベルのみならず、談話レベルにおいても体系的な形で存在し、(ii)我々はそれらの概念を柔軟に使って、相手に対する反論、話題の転換、意外性等、様々な話者志向的意味を伝達しているという点を形式意味論・語用論の観点から論証した。
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