研究課題/領域番号 |
26770154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 松山大学 (2016) 福岡大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
川澄 哲也 松山大学, 経済学部, 准教授 (30590252)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 言語接触 / 青海省 / 漢語方言 / 土族語 / 漢語 / 方言 |
研究成果の概要 |
接触に起因する言語シフトが起きた場合、シフト側集団はしばしば、目標言語(TL)そのものではなく、自身の言語特徴を転移させた、或いは目標言語の一部特徴が欠落した、いわばTL2を習得する。その後、シフト側集団と目標言語集団の再接触が起きた場合は、両集団の共通言語として、TLとTL2の混合であるTL3が発生する。接触言語学では、TL3の形成に作用するメカニズムを“negotiation”と呼ぶ。本研究では、中国青海省大通県に分布する、土族語の影響を受けた漢語変種、遜譲変種(TL2)と青山変種(TL3)の言語調査を行うとともに、両変種を比較することによって“negotiation”の実態解明を進めた。
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