研究課題/領域番号 |
26770165
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 目白大学 (2017-2018) 東京女子大学 (2016) 明海大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
中西 太郎 目白大学, 社会学部, 専任講師 (30613666)
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研究協力者 |
津田 智史
田附 敏尚
内間 早俊
中澤 光平
原田 走一郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | あいさつ表現 / 定型化 / 言語行動 / 言語的発想法 / 待遇表現 / あいさつ / 方言 / 言語変化 / コミュニケーション / 定型表現 / 地域差 |
研究成果の概要 |
本研究では、あいさつ表現の使用実態が未解明であった地域を中心に調査し、あいさつ表現の運用に有用な記述を進めるとともに、あいさつ表現の研究手法を深化させた。そして、それをもとに、世代差、言語地理学的観点で、変化の動態の考察を行った。さらに、その考察を踏まえ、現今のあいさつ表現変化のモデルを修正し、地域ごとのあいさつ表現定型化を推定する、より確度の高い精密な変化モデルを構築することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、各地のあいさつ表現の運用に資する資料を蓄積するとともに、諸要因からあいさつ表現の使用実態を推測する、より確度の高い精密な変化モデルを構築することができた。このことによって日本語あいさつ表現の変遷過程や、あいさつ表現使用実態の地域差が生じる理由の解明に近づくことができた。さらに、他言語のあいさつ表現の在り方を説明する、言語普遍的なあいさつ表現研究への挑戦を可能にする基盤を築いた。
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