研究課題/領域番号 |
26770176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
中川 祐治 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (70352424)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域日本語教育 / 地域の日本語ボランティア教室 / 日本語ボランティア / 日本語ボランティア教室 / 外国人住民 / 外国人散在地域 / ネットワーク形成 |
研究成果の概要 |
本研究の主目的は、地域に暮らす外国人住民に対する日本語教育プログラムを構築することにある。これまで地域の日本語ボランティア教室で行われてきた日本語支援活動を収集、分析し、また関係者にインタビューを行った。具体的な成果として、自立的学習を可能とするウェブサイトの作成を行った。 また、インタビューデータをもとに、求められる異文化間能力についての分析を進め、中でも「省察性」が重要であることを明らかにした。 研究課題を通じて、支援者、学習者、研究者との間に相互交渉が生まれ、新たなネットワークの構築につながった。以上の点から本研究課題で掲げた目的を十分に達成できたと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日、地域社会で暮らす外国人が増加しているものの、彼らに対する公的な日本語支援は十分に行われておらず、日本語ボランティア頼みになっている現状がある。本研究ではこのような背景をふまえ、地域に暮らす外国人住民に対する日本語教育プログラムの構築を主目的として行った。実際の成果として、地域の素材を活用した自立的学習が可能なウェブ教材を作成した。また、関係者に継続的にインタビューを行うことで支援者に求められる資質・能力について整理、分析を行った。 研究期間を通じて継続的にフィールドに参画することで、関係者間に相互交流が生まれ、新しいネットワークや協働的な関係性を構築することもできた。
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