研究課題/領域番号 |
26770195
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
藤森 敦之 静岡大学, 情報学部, 講師 (80626565)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 前置詞 / 統語論インターフェース / 統語論的随意性 / 終結性 / 意味素性 / 空間表現 / 語彙習得 / インプット / 出現頻度 / 前置詞のむずかしさ / テキストマイニング / 意味論的要因 / 認知・産出タスク / 統語的随意性 / 統語的位置の曖昧さ / 二項および三項動詞 / 位置前置詞の意味素性 / アニメーション動画の効果 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は統語論インターフェイスを中心とした、空間表現としての前置詞習得の研究を推し進め、統語レベルと語彙レベルの独立した問題を総体的に把握し、前置詞の習得過程を実証的に解明することである。知覚・産出実験の結果、I)統語レベルでは、前置詞の役割理解がコンテクストとなる動詞句の項構造に敏感であり、II)語彙レベルでは、前置詞が表す空間が制限的であるかが重要であり、III)インプット量がさほど影響を与えないことがわかった。また、ダイナミックな事象を描写するアニメーション動画を用いた、前置詞の効果的な学習法の開発にも取り組み、学習者にとって比較的馴染みの薄い前置詞に特に効果が見られた。
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