研究課題/領域番号 |
26770198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
桃生 朋子 目白大学, 外国語学部, 客員研究員 (30585807)
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研究協力者 |
O'Grady William
平川 眞規子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 非顕在要素 / 母語の転移 / 有標性の理論 / 大学英語教育 / 英語学習者 |
研究成果の概要 |
学習者が起こす誤りの原因は有標性の理論によること、さらに学習段階により転移が起こること、学習者の母語に応じた習得の過程が明らかになった。あわせて、日本語や英語、そして中国語における非顕在要素の性質が一部で異なり、学習者が有している母語知識も異なる可能性があることもわかった。 また効果的指導法については、まず学習者の学ぶ意欲をより引き出すための題材を提案した。その上で、提案した題材を大学英語教育での導入部分に用いた場合の効果を、数値をもって示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、学習者の学ぶ意欲をより引き出すための題材を提案し、その題材を大学英語教育での導入部分に用いた場合の効果を計ることも行った。より具体的には、まず非顕在要素の解釈を生む言語理論上の分析に取り組むことにより得られた成果をもとに、英語そのものの仕組みについて教授した。その際、学習者の母語との比較をできる限り行った。次にこのような英語教育が、社会貢献へと繋がる実例を紹介した。この取り組みにより、学生の学ぶ意欲を高めるきっかけをつくった。 上述した教授法による効果を数値化する先行研究はほぼなかったが、本研究では、上記にあげた一連の教授法による効果を数値を用いて示し、成果をより明示化した。
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