研究課題
若手研究(B)
本研究は、武家社会・公家社会双方の奥向きについて、近世前・中期を含めて検討することを課題とした。まず公家社会の奥向きに関しては勧修寺家を中心に検討した。そして家内部における妻の役割について新たな事実を明らかにし、また妾の出自や家における立場について事例をいくつか提示した。武家社会の奥向きについては、松平宣維(松江藩藩主)正室の天岳院を中心に検討し、藩主幼少期における大名正室の役割について分析した。
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