研究課題/領域番号 |
26770240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
渡邉 英幸 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (00615502)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 秦 / 里耶秦簡 / 岳麓書院蔵秦簡 / 邦 / 更名扁書 / 始皇帝の避諱と生母 / 国制変革 / 雲夢睡虎地秦簡 / 中国古代の邦 / 帰義 / 邦亡 / 内史 / 故秦 / 中国古代史 / 戦国秦 / 統一秦 / 国制 / 始皇帝 / 避諱 |
研究成果の概要 |
本研究の成果概要は以下の通り。まず里耶秦簡の「更名扁書」(公的用語の改定リスト)を読解することで、戦国秦から統一秦にかけての国制変革を検討し、秦の官職名における「邦」概念の廃止の背後にあった国制上の変革を明らかにし、また始皇帝期の避諱に関する条文が、始皇帝の父母の名である「楚」「生」を避けるものであったと考えられることを発見した。次に、戦国末の秦における国境を越える人の移動と帰属の諸相を解明した。さらに、戦国秦から統一秦にかけての畿内領域の呼称の展開と「邦」概念との関係を論じた。
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