研究課題/領域番号 |
26770242
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 岡山大学 (2017) 京都大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
土口 史記 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (70636787)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 戦国時代 / 秦漢時代 / 簡牘 / 出土資料 / 領域支配 / 郡県制 / 文書行政 / 秦簡 / 漢簡 / 執法 / 令 / 令史 / 曹 / 中国古代史 / 地方行政 / 県 / 里耶秦簡 / 古文書学 |
研究成果の概要 |
本研究は、近年の新たな史料である簡牘(木簡・竹簡)を用いて、戦国・秦・漢時代における文書行政制度の実態解明を目指した。その成果はおおよそ次の通りである。①2002年に発見された秦代の行政文書たる「里耶秦簡」の解読作業を進め、木簡断片の復元にも一部成功した。②秦代の県の中枢機関である「県廷」の行政上の役割を明らかにした(中国での国際学会で発表、日本語論文として公刊)。③戦国・秦・漢時代における行政文書の転送方法・コピー方法の変遷を明らかにした(英語論文として公刊)。④木簡が行政文書としての県尉を持つに至る過程をまとめた一般向け書籍『木簡と中国古代』(研文出版、2015年)を上梓した。
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