研究課題/領域番号 |
26770256
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大貫 俊夫 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (30708095)
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研究協力者 |
原田 晶子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 学術研究員 (70608653)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 西洋史 / 中世史 / 修道院 / 修道制 / シトー会 / 教会史 / キリスト教 / 社会史 / キリスト教修道制 / 教区教会 / ドイツ:フランス:ベルギー |
研究成果の概要 |
本研究は、修道院と世俗社会の相互影響関係を分析し、中世ヨーロッパ社会の形成において修道院が果たした役割を新たに見出した。12~13世紀の具体的な事例から、シトー会修道院が既存の教会・礼拝堂の再建に貢献したこと、教区教会新設と農村共同体の形成に深く関わったこと、そして農村の社会秩序とアイデンティティ形成に影響を与えたことの3点を明らかにした。他のドイツ、フランス地域のシトー会修道院に関する史料・研究文献に基づいて、こうした現象が各地で相応に見られるのではないかという見通しを得た。
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