研究課題/領域番号 |
26770264
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
齋藤 瑞穂 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教 (60583755)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 歴史地震 / 津波 / 聞き取り調査 / 民族考古学 / 縄文三陸地震 / 弥生三陸地震 / 貞観地震 / 明治三陸地震津波 / 土器編年 / 縄文時代 / 弥生時代 / 慶長三陸地震 / 東日本大震災 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,前近代の三陸地震津波の実態とその後の人々の対応について,考古学の立場から明らかにすることである。これまでに蓄積されている発掘調査データをフルに活用し,その再検討を通じて,立体的に復原する。 津波堆積物研究の成果等を参考にしながら,過去の発掘調査データを整理した結果,縄文時代中期,弥生時代中期,9世紀に集落の衰退・移動現象が確認された。一概に比較はできないが,3.11浸水限界内・付近で営まれた集落の形成が弱まり,それまで続いていた集落は潰える。次世代の集落は標高の高い丘陵上で検出され,廃絶+高台移動がパターンをなす。
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