研究課題/領域番号 |
26770278
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
|
研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
芝 康次郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (10550072)
|
研究協力者 |
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 教授
角縁 進 佐賀大学, 教育学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 旧石器時代編年 / 中九州 / 石材消費分析 / 黒曜石利用 / 中九州地域 / 黒曜石獲得活動 / 石材利用 / 石器技術 / 後期旧石器時代編年 / 中九州地方 / 石器技術分析 / 石器石材原産地 / 黒曜石 / 石材消費 |
研究成果の概要 |
九州の旧石器時代編年はその南北で大きく異なる。この違いを中九州石器群の検討によって検証し、九州の旧石器時代編年を再構築しようとするのが本研究の目的である。この問題解決のために、A:既存資料の精査(石材消費と石器技術の検討)とB:新資料の抽出(熊本県河原第6遺跡における発掘調査)を柱として、研究をおこなった。 中九州の旧石器時代石器群は、鍵層である姶良Tn火山灰層を境に下位が3時期に、上位が5時期(細別6期)に区分可能である。これは南北九州の中間的様相を示す。中九州の旧石器時代石器群の特徴は、遠隔地産石材の利用頻度の強弱に現れており、集団の移動領域や居住形態に影響を受けている可能性が示唆される。
|