研究課題/領域番号 |
26770279
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
石田 由紀子 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (40450936)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 造瓦体制 / 製作技法 / 瓦 / 物資の供給 / 大量生産 / 藤原宮 / 平城宮 / 都城の造営 / 瓦製作技法 / 瓦窯 / 藤原宮式軒瓦 / 都城の造瓦体制 / 瓦の製作技法 / 瓦生産体制 / 都城の造瓦 / 中山瓦窯 / 藤原宮所用瓦窯 / 平城宮所用瓦窯 / 製作技法の多様性 / 瓦窯出土瓦 / 瓦生産 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、藤原宮・平城宮造営に伴う物資の生産・供給の実態を、瓦生産を通して解明することである。藤原宮・平城宮や瓦窯出土瓦から瓦の製作技法を把握し、都城の瓦生産を支えた各造瓦所の技法的特徴や生産年代を明らかにした。また、藤原宮の瓦生産は、それぞれの瓦窯が大量生産や良質な瓦を生産するといった役割をもち、計画的に生産されていたことを指摘した。本研究によって、都城の造瓦体制がこれまで想定されていた以上に、大量生産を見据えた強固なものであったことを明らかにした。
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