研究課題/領域番号 |
26780003
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 関西大学 (2015-2016) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
粟辻 悠 関西大学, 法学部, 准教授 (50710597)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 古代レトリック / 法廷実務 / ローマ法 / レトリック / 修辞学 / 弁護人 / 帝政後期 |
研究成果の概要 |
この研究は、ローマ帝政後期における法廷実務と古代レトリックとの関係を解明するという目的を有する。その目的を達成するため、古代レトリックの教科書的な著作から読み取れるレトリック理論と、パピルス史料を中心とする法廷実務の記録とを分析の対象とした。その結果、古代レトリックにおいて議論の枠組みを構成するために用いられた争点論という理論が、例えば模擬弁論のような実践的な弁論の練習に大きな影響を与えており、さらに実務における法廷弁論にもその痕跡が読み取られうることが判明した。
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