研究課題
若手研究(B)
本研究は,意匠権侵害の成否に係る物品の類似について,研究するものである。具体的には,旧法下の議論や,他の知的財産法における議論,更に欧州共同体意匠制度と米国意匠特許制度との対比を通じて,物品の類似が,様々な理由を踏まえた,我が国意匠法特有の要件であることを明らかにした。また,欧米法で議論されていた異なる製品間で生じる問題について,我が国では物品の類似要件があることによって,あまり検討されてこなかったこと,仮想空間上のデザイン保護等に鑑み,今後その必要性が高まること等も示した。
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パテント
巻: 68巻9号 ページ: 63-70