研究課題/領域番号 |
26780093
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 立命館大学 (2017) 岡山大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
山本 圭 立命館大学, 法学部, 准教授 (90720798)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | ラディカル・デモクラシー / ポスト基礎づけ主義 / エルネスト・ラクラウ / シャンタル・ムフ / ポピュリズム / 左派ポピュリズム / 民主主義 / 規範 / 基礎づけ主義 / デモクラシー / プラグマティズム / 革命 / リチャード・ローティ / 戦略 / 政治的なもの |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、民主主義原理から切り離された自由主義原理を、再度デモクラシー論に「節合」することで、デモクラシー理論に規範性を取り戻すことである。近代デモクラシーは異質な二つの原理、すなわち、差異と自由を重視する「自由主義的原理」と同一性と平等を強調する「民主主義的原理」から構成されている。しかし現代民主主義論、特に「ラディカル・デモクラシー論」は、このうち後者の民主主義的原理を過度に強調してきたために、自由主義的な価値観と対立し、何を望ましいとするかの「規範性」を喪失するというジレンマに陥っている。本研究はこの問題を解決するために、二つの原理を再度和解させることを試みてきた。
|