研究課題/領域番号 |
26780094
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 拓殖大学 (2015-2018) 立教大学 (2014) |
研究代表者 |
益田 直子 拓殖大学, 政経学部, 准教授 (40725462)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 評価の影響 / 評価の利用 / 評価の質 / 評価政策 / 評価文化 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
研究期間全体を通じ、3本の学術論文を公表し、5回の研究報告を行った。学術論文とは、①評価の利用を促す要因の一つである「評価の質」に関する実証分析、②評価政策と評価文化の関係、特に多元的主体の相互関係(ネットワーク)に着目した分析、③理論的・実証的研究の包括的説明に関する論文である。3論文とも諸外国と比べ日本ではあまり論じられてこなかった研究視点を持ち、将来の国際比較研究に繋がるものと考える。また、米国及び日本評価学会、行政学研究会、国会委員会等での研究成果の報告と質疑の経験とともに、国会委員会調査室、国会議員、行政機関等へのインタビュー調査の経験は、研究の質の向上に繋がったと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、諸外国と比べこれまで日本ではあまり論じられてこなかった研究視点、例えば、評価の影響理論を用いた分析、評価の質の分析、評価政策と評価文化の相互作用についての分析といった視点から日本の評価活動の分析を試みた点にあると考える。特に、評価の影響理論に至る評価研究の発展を説明するとともに、その理論を用いた分析結果の案を、評価研究の進む米国の評価学会で発表する機会を得たことは、日本の評価活動に対する国際的な関心を得るための第一歩になったと考えている。
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