研究課題/領域番号 |
26780123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
松岡 多利思 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (70632850)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 金融危機 / 資本流入 / 流動性 / 銀行危機 / 資産価格 / 金融伝播 / 金融自由化 / 資産市場 |
研究成果の概要 |
本研究では簡潔な銀行理論モデルを構築し、資本流入と銀行危機の関係性について分析した。本理論モデルでは2つの均衡が導出され、1つは銀行危機が生じない均衡、もう一つは銀行破綻と資産価格の暴落がある確率で生じる均衡である。後者の均衡は、主に新興国の金融危機で観察されるいくつかの要素を捉えており、危機発生のメカニズム解明に貢献した。また、従来金融システムの安定化に貢献すると考えられていたマクロ政策、流動性規制政策や預金保険政策、が実はシステムを不安定化させる要素があることが判明した。今後の政策立案に対する重要な示唆を提供するものであると考えられる。
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