研究課題/領域番号 |
26780129
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
|
研究機関 | 尾道市立大学 |
研究代表者 |
林 直樹 尾道市立大学, 経済情報学部, 准教授 (50713773)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | デフォー / 思想史 / ブリテン史 / 文脈主義 / バブル / 合邦論争 / 帝国 / 近代化 |
研究成果の概要 |
本研究では,1710年代およびその前後のブリテン社会思想の展開を,同時代の著述家たちの問題意識のうえに映じた社会の諸相を時代背景と照らし合わせながら逐一把握することで,明確化することを試みた。主な成果として,次の2点を挙げることができる。 1)1720年に「世界史上最初の国際バブル事件」と評されるロー・システムおよび南海企画の破綻が生じたことは周知であるが,その歴史的意義を,同時代史的かつミクロな論争を内在的に検討するなかで再評価しえたこと。 2)1720年代以降のブリテンが「帝国」化していくうえでの前提条件としてきわめて重要な1707年合邦を取り巻く同時代史および前史を,深く掘り下げられたこと。
|