研究課題/領域番号 |
26780167
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 独立行政法人経済産業研究所 |
研究代表者 |
山内 勇 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 研究員 (40548286)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 技術流出 / 発明者 / 流動性 / 特許 / イノベーション / 技術知識 / ノウハウ |
研究成果の概要 |
本研究では、特許データを用い、日本人発明者の異動の決定要因とその影響を分析した。分析の結果、異動による技術知識の波及効果は大きく、他企業から異動者を受け入れることで、組織内の個別発明者や組織全体の生産性が高まることが確認された。ただし、その効果は、異動する発明者の元々の生産性や、属する企業の規模の違いによっても異なることが示された。したがって、政策的には、画一的な流動性の向上は必ずしも望ましくなく、目的に応じた対象の変更や絞り込みが重要と考えられる。
|