研究課題/領域番号 |
26780180
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 東北大学 (2018) 中京大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
湯田 道生 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (30454359)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 医療経済学 / ミクロ計量経済学 / 医療保険制度 / 医療扶助制度 / 東日本大震災 / 分娩選択 / 帝王切開出産 / 介護保険制度 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,(1)医療・介護利用,(2)医療扶助制度,(3)分娩選択に関する実証研究に主に取り組んだ。(1)では,中高年の家庭内介護者の健康状態が彼らの両親(義理の両親も含む)の要介護状態に与えた影響を検証した。(2)では,医療扶助受給者と健康保険加入者の医療利用を比較した。(3)では,近年の社会環境の変化が分娩方法選択に与える影響を推定した。加えて,喫煙や財政に関する実証研究も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)の分析では,介護者の健康状態が悪化すると,両親の要介護状態が悪化することを明らかにした。(2)の分析では,入院・入院外の双方において,被保護者の医療費が健康保険加入者の医療費よりも有意に高いが,非効率性の大きさは必ずしも大きくないことを明らかにした。(3)の分析では,設備が整った医療機関においてだけでなく,近年の出産一時金の増額によって帝王切開分娩件数が上昇していることを明らかにした。
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