研究課題/領域番号 |
26780187
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
木成 勇介 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (10509855)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 期待形成 / 期待バイアス / 楽観的期待 / 自信過剰 / 期待 / 意思決定 / 感情 / 経済実験 / 国際情報交換 / アンケート調査 / リスク態度 |
研究成果の概要 |
本研究課題の目的は、人々がどのように期待を形成しているか、合理性からどのように乖離しているか(期待バイアス)、それらの乖離は経済行動にどのような影響を与えているかを明らかにすることである。分析の結果、①人々の期待が楽観的か悲観的かはその時々の経済状況に左右されること、②経済状況とは関係なく期待は自信過剰であることがわかった。これらは、期待が現状維持バイアスを持つと考えると、先行研究の結果も含めて統一的に解釈可能である。加えて、これらの期待及び期待バイアスがリスクのある報酬とない報酬のどちらを好むかに関する選択に影響を与えること、感情がこれら期待バイアスを発生させる一要因であることもわかった。
|