研究課題/領域番号 |
26780208
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
山口 聖 甲南大学, 経営学部, 教授 (40548757)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 現金の価値 / 現金保有 / ペイアウト / 配当 / 自社株買い / ケータリング / 資金制約 / 株式持ち合い / コーポレート・ガバナンス / マーケットタイミング / シグナリング |
研究成果の概要 |
本研究では、現金の価値に影響を与える要因と、現金の価値とペイアウトに対するマーケットの評価についての研究を行った。まず、現金の価値については、エージェンシー問題を反映して、株式持ち合い企業の現金の価値は、独立企業に比べて低く評価されること、社債格付けを用いて分類した場合、資金制約は企業の絵現金の価値に影響を与えないことが明らかになった。 次に、現金の価値とペイアウトの関係については、現金の価値が低く評価されている企業によるペイアウトは、高く評価されることが明らかになった。この結果は、現金の価値が低い企業は、ペイアウトを実施するべきであることを示している。
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