研究課題/領域番号 |
26780338
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
小森 めぐみ 四天王寺大学, 人文社会学部, 講師 (40706941)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 物語説得 / 物語 / 移入 / 態度 / 態度変化 / 物語体験 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、物語説得のプロセスを解明することを目的として、実験研究、調査研究、文献レビューを実施した。先行研究により、物語説得の強さが物語への移入(物語に没頭すること)に規定されることがわかっているが、本研究課題での文献のレビューの結果、移入の説得的影響は疑念抑制などの思考の変化を介するものと、感情の変化を介するものに分けられることが示された。この内思考の変化を介する態度変化の実証的証拠はあまり得られなかったが、感情と物語説得の関連を示す実験結果は複数の研究で得られた。加えて、物語に没頭しやすい者は態度が不安定になる可能性や、物語接触が潜在的な態度に及ぼす影響も検討した。
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