研究課題/領域番号 |
26780367
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
篠原 郁子 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 主任研究官 (30512446)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 発達心理学 / 親子関係 / アタッチメント / 乳児期 / mind-mindedness / 視線計測 / 視線解析 / 乳児 / 観察 |
研究成果の概要 |
乳幼児期の子どもが養育者との間に安定したアタッチメントを形成するために、どのような特徴を持った養育が行われることが肯定的影響を持ちうるのかを検討することを目的に研究を行った。 本研究では、養育の特徴として乳児の心的状態に目を向けて読み取る傾向に着目した。この傾向に,乳児の行動を見る際の視覚的情報探索行動の特徴や,母親自身のアタッチメントがどのように関連しているのかを検討した。また,少人数を対象としたものではあるが,子どものアタッチメントの安定性との関連を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの研究から、乳児の心的状態を適切に読み取ることは、安定したアタッチメントの発達に重要だと考えられてきた。しかし、養育者が乳児の何をどのように「見る」ことが、乳児の行動の背景にある心的状態に思いを巡らせ、それを読み取ることにつながることになるかは十分に検討されていない。本研究は、養育者および成人の視覚的情報探索の特徴や,養育者自身のアタッチメント(内的作業モデル)に着目して、乳児の心的状態を読み取る傾向との関連を検討している点に学術的意義があると考える。
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