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幼児のソースモニタリングにおける帰属過程の解明と発達的変化

研究課題

研究課題/領域番号 26780371
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育心理学
研究機関園田学園女子大学

研究代表者

近藤 綾  園田学園女子大学, 人間教育学部, 准教授 (40589941)

研究期間 (年度) 2015-03-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードソースモニタリング / 幼児 / 発達 / 認知発達 / 記憶
研究成果の概要

本研究の目的は「ソースモニタリング」をキーワードに、成人や幼児がどのような帰属過程を通して情報源を特定していくのかについての要因の検討および発達的変化、また、量的にだけでなく質的にもこれらを示すことであった。研究の成果として、4-6歳児の幼児期の発達的変化が明らかとなった。加えて、ソースモニタリングに影響を及ぼす感情語の要因が新たに明らかになった。成人を対象とした研究では、感情語の要因に加えて、提示形態が情報源の正確さに及ぼす影響についても詳細に示すことができた。今後は結果を総合的にまとめ、ソースモニタリングの発達的変化と帰属過程をより詳細に解明していく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,いまだ明らかになっていないソースモニタリングの発達的メカニズムや帰属過程の解明への一端を明らかにした点において意義があると言える。また,ソースモニタリングの帰属過程について,量的な結果のみに依存するのではなく,質的にも捉えようと試みた点に学術的な意義があると言える。現在のところソースモニタリング研究は理論的枠組みにとどまっており,理論化することも1つの重要な課題である。幼児期の発達に関する研究も我が国ではわずかしかない。子どもの証言能力の信憑性という社会的要請からソースモニタリング研究の蓄積が必要とされている現状において,日常を意識した研究を行った点は重要と言える。

報告書

(6件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2022-11-04  

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