研究課題/領域番号 |
26780372
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 美作大学 |
研究代表者 |
津々 清美 美作大学, 生活科学部, 講師 (70584358)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 公正判断 / 平等志向 / 問題解決 / 報酬分配 / 幼児 / 閾値 / 判断処理過程 / 平等志向の強さ |
研究成果の概要 |
作業の見返りとして得た報酬をどのように分配すれば公正であるかという問題について、5歳児を対象に、総報酬量と教示を操作した実験を行った。その結果、(1)5歳児の平等志向が二つのタイプに分類できること、(2)これまで総報酬量が乏しい時は数の認知により自動的に平等分配が行われることを支持する結果が見出されているが、総報酬量が乏しい時でも制御的過程が関与する場合があること、(3)平等分配を行った時に作業量を無視しているわけではないこと、(4)平等分配が不可能な時には逆転分配を用いたり、公平分配や逆転分配を釣り合わせて全体的に平等になるようにしようとしたりする等の問題解決を行っている可能性が示された。
|