研究課題/領域番号 |
26780375
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
小西 瑞穂 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 生体防御系内科部, (非)研究員 (90378448)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 抑うつ / 早期介入 / 予防プログラム / 家族心理教育 |
研究成果の概要 |
子どもの抑うつに対する学校場面を利用した早期介入が国内外で広く行われている。Spence&Shortt(2007)や倉掛・山崎(2006)、小関ら(2007)、佐藤ら(2009)は認知行動療法を中心とした介入を行い、抑うつ症状が低減することを報告している。予防的・成長促進的な観点から学級に在籍するすべての児童生徒に対する取り組みが行われている。 そこで本研究では、学校場面において中学高校の生徒を対象とした抑うつの早期介入プログラムの開発を行い、精神障害発症の予防的介入を行う。生徒および保護者に心理教育・認知行動療法の心理学的手法を用いて、症状への理解や対処能力の向上、精神的健康の改善を図る。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの将来の精神疾患への罹患リスクを低めるためには、子ども自身が症状を理解し、ストレス対処能力を身につけるだけでなく、保護者が子どもの症状を理解し、対処の仕方を身につけることが重要である。また、疾病予防という観点から、現在症状を呈していない者への介入が必要である。子どもの自殺や成人期のうつ病リスクからも、わが国において子どもの抑うつへの早期介入・予防プログラムを確立することは急務である。
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