研究課題/領域番号 |
26780393
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | いわき明星大学 |
研究代表者 |
佐藤 拓 いわき明星大学, 教養学部, 助教 (10577828)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム / 侵入思考 / 思考制御 / 方略 / 制御方略 / コントロール方略 |
研究成果の概要 |
先行研究において、自閉症スペクトラム(ASD)児・者は、思考や感情の制御に困難さを抱えており、制御が困難な場合、特異な方略で対処している可能性が指摘されていた。本研究では、ASD者/傾向者の侵入思考に対する制御感、および制御方略を検討した。その結果、ASD者/傾向者は、侵入思考に対する制御感が低いことが確認された。また、ASD者/傾向者は、定型発達者の使用頻度が低い思考制御方略を用いていた。なお、侵入思考に対する制御感は、心理教育と訓練によって改善することが可能であった。
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