研究課題/領域番号 |
26780394
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 駿河台大学 |
研究代表者 |
高岸 百合子 駿河台大学, 心理学部, 准教授 (40578564)
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研究協力者 |
髙橋 章
後藤 昇
人見 秀和
矢島 夏子
佐野 香菜子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 心理療法 / 認知行動療法 / アルコール依存症 / セリフヘルプグループ / セルフヘルプグループ |
研究成果の概要 |
本研究は、不快な内的体験を受け入れることを主旨とする認知行動療法プログラムを開発し、アルコール依存症者の少人数集団を対象として、その有効性を検証することを目的とした。マニュアルを作成しフォーカスグループによる評価・修正を行ったうえで、少人数集団(6名)を対象として予備的な実施を行った。本試験として介入群16名にプログラムを実施し(計3グループ)対照群17名との比較により安全性、実施可能性、有効性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自助グループにおいても定着しやすいと予想されるプログラムとして、不快な内的体験を受け入れることを主旨とする認知行動療法プログラムを開発し、その安全性、実施可能性、有効性の検証を行った。現在はMatrix Modelに基づくアプローチが主流である本邦のアルコール依存症からの回復支援において、本プログラムは、内的体験を受け入れることを中核的な要素とする認知行動療法として新たな選択肢を加えるものである。
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