研究課題/領域番号 |
26780414
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 同志社大学 (2015-2016) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
大塚 幸生 同志社大学, 文化情報学部, 助教 (90599987)
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研究協力者 |
齋木 潤 京都大学, 大学院人間環境学研究科, 教授 (60283470)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 視覚統計学習 / 記憶促進 / 記憶抑制 / 意識 / 無意識 / 物体認知 / 実験心理学 / 無意味図形 / 潜在学習 |
研究成果の概要 |
本研究は,人が日常生活でどのような情報に基づいて対象を記憶しているのかについて,時系列順序という規則性に焦点を当てて検討した。参加者は,物体が同じ順序で現れる刺激列およびランダムに出現するランダム刺激列を観察した。また,終盤には規則性を壊す文字刺激が挿入された。その後,学習時に見ていた刺激かどうかを判断する記憶テストに参加した。実験の結果,ランダムに呈示された物体よりも同じ順序で呈示された物体を正確に記憶していることが示された。さらに,規則性を壊す文字刺激に対する記憶成績が低下することが示された。これらの結果は,人は順序という規則性に基づいて対象を効率的に記憶している可能性を示唆している。
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