研究課題/領域番号 |
26780415
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
相馬 祥吾 玉川大学, 脳科学研究所, 特別研究員(PD) (00723256)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 一次視覚野 / アセチルコリン / コリン作動性ニューロン / 192IgG-saporin / コントラスト感度 / ゲイン調節 |
研究成果の概要 |
アセチルコリン(ACh)は視覚皮質ニューロンの応答を促通性に調節していることが知られているが、視覚認知に与える影響はよく分かっていない。本研究では、視覚皮質のACh濃度を低下させることで、げっ歯類の視覚機能がどのように変化するかを調べた。まず、ラットの視覚機能を評価するための視覚刺激検出課題装置を開発し、訓練期間の短縮に成功した。次に、コリン作動性ニューロン選択的毒素を用いて、前脳基底部のACh細胞を破壊し、コントラスト感度を測定した。その結果、コントラスト感度の低下が認められ、大脳皮質のAChが適切にゲインを調節することで視覚認知を正常に保つのに貢献していることが示唆された。
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