研究課題/領域番号 |
26780424
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
木村 元洋 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 自動車ヒューマンファクター研究センター, 主任研究員 (70612183)
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研究協力者 |
武田 裕司 産業技術総合研究所, 人間情報研究部門・自動車ヒューマンファクター研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 予測 / 視覚 / 刺激文脈 / 行為 / 脳波 / 事象関連脳電位 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、視覚事象の予測を実現している二つのシステム(刺激文脈ベースの予測と行為ベースの予測)の協調の仕組みを解明することであった。事象関連脳電位(event-related brain potential)を用い、(1)刺激文脈ベースの予測は視覚ミスマッチ陰性電位の惹起とP2の減衰に反映されること、(2)行為ベースの予測は後部陰性電位の惹起とP1の減衰に反映されること、(3)刺激文脈ベースの予測は行為ベースの予測によってトップダウン制御されうること、(4)トップダウン制御のメカニズムは、行為ベースの予測による刺激文脈ベースの予測システムの働きの一時的停止であることを明らかにした。
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