研究課題/領域番号 |
26780461
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | びわこ学院大学 |
研究代表者 |
鈴木 敦史 びわこ学院大学, 教育福祉学部, 准教授 (40645305)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 明治前期 / 庄内地方 / 公立小学校 / 教育要求 / 地域社会 / 天皇巡幸 / 「先進校」 / 公立「先進校」 / 庄内 / 三島通庸 / 地域利害 / 酒田 / 自由民権運動 / 学校運営 / 天皇像 |
研究成果の概要 |
本研究では、明治前期の地域社会における公立「先進校」の設立の意義を、その支持基盤の形成との関係に着目して、山形県庄内地方を事例に検討した。その結果、庄内地方においては、ワッパ騒動などの政治的課題に対して強硬な姿勢で臨んだ県令三島通庸による強引な近代化策のなかで公立「先進校」の設立が進められ、さらにこうした学校は、地域の近代化の象徴として天皇巡幸などでアピールされた一方で、予算配分の不均衡などから、地域社会の教育要求とのズレをきたし、その支持基盤に動揺が生じていたことが分かった。
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