研究課題/領域番号 |
26780503
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 東京福祉大学 |
研究代表者 |
田村 にしき 東京福祉大学, 教育学部, 講師 (50613494)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 音楽教育学 / 音声分析 / 伝統的な歌唱 / 謡 / 地域研究 / 郷土の音楽 / 音楽教育 / 学習過程 |
研究成果の概要 |
本研究は、小学校4年生を対象に、謡の学習プログラムに基づいた授業を継続的に実践することで、児童の声が響きのあるものに変わる過程と、謡を通した地域文化への愛着度の変化を検証した。 第1に、計3回の検証授業の歌声を教材の同じ所で比較し、児童の声の変化をスペクトル分析を用いて検証した。その結果、学習を重ねるごとに、児童の声が、腹の底から出る響きのある声へ変化したことが明らかになった。第2に、検証授業後に計3回、自尊感情尺度、適応感尺度、地域愛着度尺度を用いてアンケート調査を行った。その結果、学習を重ねるごとに、自尊感情が高まり、地域文化に対する愛着度も高まっていったことが明らかになった。
|