研究課題
若手研究(B)
学齢期初期の読み書き発達のプロセスとその認知的および非認知的規定因,ならびにそれに対する正書法の一貫性の影響を明らかにするため,日本語話者の児童を対象とした縦断的検討と,英語話者およびギリシア語話者の児童との間での国際比較を行った。それらの結果,(1)かなと漢字では読み書きの発達に重要となる認知的要因が異なること,(2)保護者は児童の読み書きの習得状況に応じて家庭での関与の程度を調整していること,(3)日本語話者の児童においては漢字の読み書き能力と動機づけの間の関係は必ずしも明確でなく,むしろ読み書き能力によらず自己評価が低下する傾向にあることが明らかとなった。
すべて 2018 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 6件)
Scientific Studies of Reading
巻: 印刷中 号: 4 ページ: 273-288
10.1080/10888438.2018.1435663
巻: 21 号: 6 ページ: 449-462
10.1080/10888438.2017.1323906
Reading and Writing
巻: 00 号: 6 ページ: 1335-1360
10.1007/s11145-017-9726-4
Journal of Research in Reading
巻: 00 号: 1 ページ: 159-175
10.1111/1467-9817.12109
LD研究
巻: 25 ページ: 503-510
130008002163
Journal of Special Education Research
巻: 3 号: 2 ページ: 45-53
10.6033/specialeducation.3.45
130005123817
特殊教育学研究
巻: 51 ページ: 441-450