研究課題/領域番号 |
26790003
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 九州大学 (2015) 独立行政法人物質・材料研究機構 (2014) |
研究代表者 |
与那嶺 雄介 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 学術研究員 (50722716)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 気水界面 / LB膜 / キラリティー / 気-水界面 / 不斉誘起 / Langmuir膜 / 軸不斉 |
研究成果の概要 |
本研究では、界面を用いてマクロな力学刺激と1分子の構造変化の関係を定量化し、その知見を用いて、力学刺激による単分子のキラリティー制御を行うことを目的とした。まず、気-水界面に1,1'-ビ-2-ナフトール(BINOL)誘導体の単分子膜(Langmuir膜)を形成させ、単分子膜の圧縮により分子内の二面角が閉じ、CDスペクトルが変化することを確認した。圧力と分子の占有面積のプロット(π-A曲線)から、開閉に要するエネルギーを見積もり定式化を行い、シミュレーションによる理論的裏付けも得た。開閉は圧縮・拡張により可逆的に制御できることが分かった。前進的な研究としてDNAナノ構造体のLB膜にも取り組んだ。
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