研究課題/領域番号 |
26790018
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
伊村 くらら 中央大学, 理工学部, 助教 (60707107)
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研究協力者 |
新藤 斎 中央大学, 理工学部応用化学科, 教授
河合 武司 東京理科大学, 工学部工業化学科, 教授
伊村 芳郎 東京理科大学, 工学部工業化学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 分子集合体 / 金属ナノ結晶 / 刺激応答性 / 超分子 / 界面活性剤 / 金 / 銀 / 貴金属ナノ結晶 / コロイド科学 / 界面化学 / 外部刺激応答性 / ナノ粒子 / 分散 / 吸着 |
研究成果の概要 |
多彩な光学特性および触媒活性を持つ貴金属ナノ結晶について、これらの特性を保持したまま分散溶液中からナノ結晶を分離回収し、再分散させる手法を確立した。両イオン性構造を持つ長鎖アミン誘導体C16CAのラメラ状超分子体は、金や銀といった貴金属ナノ結晶を包接する作用を示した。この過程においては、アミノ基およびカルボキシル基の両方が吸着に寄与するため、回収できるナノ結晶元素は多岐に及ぶことも見出した。さらにpHによってC16CAの分子集合状態を制御し、ナノ結晶を液中へ再分散させた。C16CAの吸着による表面保護を制御することで、再分散前後でのナノ結晶の機能性が維持されることを明らかにした。
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